こんにちは、ttnです。
ここ最近、子育ての悩みがあります。
3歳になったばかりの次男ですが、あらゆる準備が遅くて困っています。
とくに、保育園のお迎えに行った後、靴下を穿く、スノーウェアを着る、靴を履く、ということをなかなかしてくれず、保育園のホールでゴロゴロしたり走り回っていたりします。
なんとかしたくて、近所の図書館で見つけたある本を読みました。
『子どもの行動が変わる!松村式子育て仕掛学 著:松村真宏』
今回は、この本を参考にしながら仕掛づくりを試みた結果、こどもの行動はどう変化したかついてお伝えしたいと思います。
子育て仕掛学とは
「〇〇して!」「早く〇〇しなさい!」
朝からついつい、叱ってしまうこと、ありませんか?私はあります。
「保育園に〇時までに行かないと〇時に職場に着かない!」
というときほど、ついつい叱りがち。
しかし、仕掛学はそういう気持ちをぐっとこらえて
子どもが「ついしたくなる」ように間接的に伝えて、結果的に問題を解決するというもの。
好奇心を刺激して、興味をもたせることで行動の変化を促します。
本人がやりたーい!と思うような声かけ、環境づくりをして、本人が楽しんでいるうちにやるべきことが終わっているという、ハッピーな方法ですね!
色々な場面に使えそうなことが記載してあり、たくさん事例があってとてもわかりやすいです。気になる方は、是非読んでみてください。
以下は私が実際に取り組んでみたこと、その後の子どもの行動の変化について記載しています。
ゲームでルールを守る!
廊下を走り回る次男に、ついつい「走ったら危ないよ!」「他の子にぶつかったら危ないよ!走らないで~!」と叱っていた私。
それでも次男はにこにこと走り続けていました。
そこで、「走らないゲーム」を仕掛けてみました。
小股で〇〇まで先にゴールした人が勝ち、途中で走ったら負けというゲームです。
ゲームと聞くと、息子は「いいよ!」と承諾してくれ、一緒にスノーウェアと靴下を置いている場所までちょこちょこと歩いてくれました。
私が叱らなくても、子どもは走らないというゲームをしながら、走らないというルールを守ることができたのです。
これが仕掛学か!と手ごたえを感じました。
同じゲームだと飽きてしまうそうなので、今度は「忍者ゲーム」といって足音たてないようこっそり歩くゲームを提案してみようかな~なんて考えています。
どうやってやったの?と聞いてみる
『子どもは褒められることで、その行動が成功体験として蓄積し、自分から進んでやるという意欲を高めてくれる』とのこと。
その意欲を高めるために、できたことはとにかく褒める!そしてどうやってやったのか教えてもらう!ということを実践してみました。
「次男くん、かっこ良いはやぶさの靴下、自分で穿けるんだもんね、すごいよね~!どうやって穿くんだっけ~?」
と無理やり褒めて、誘導してみました笑
「嫌だ!」
と即座に拒否笑
そのときの気分もあるのでしょう。
なかなか難しいですね~。
しかし、できたことを褒めるということはとても大事だと思います。
これからもできたことは褒める!ということは続けていこうと思います。
みんなでやれば、やる気もあがる
『仕掛けは、他人と連携することでより効果が高まる』とのこと。
そこで、仲の良いお友達と一緒に帰るタイミングが合えば、「どっちが早く着替えられるか」とゲームを開催。
いつもならそこら中走り回っていた次男ですが、いつもより早く、集中してお着換えができました。
また、違うときには「お友達、もうスノーウェア着てる!着ないと寒いもんね。〇〇くんはどうする?」と聞いてみました。
すると、「着る!」とやる気をだしてお着換え完了。
お友達パワーが一番効果的です!!
なぜか長男と次男で同じこと(早く着替えるゲームなど)を提案しても、次男は「嫌だ~!」と言って提案にのってこないことが多いので、同年の友だちは良い刺激になっているのだなぁとしみじみ感じました。
仕掛ける=声かけが変わる
この本を読んでいろんな仕掛けを考えるうちに、「〇〇しなさい」ではなく「〇〇(楽しいこと)しよう!」と提案することが増えるようになった気がします。
今までは「お風呂入りなさい!」と言っていましたが、「お風呂のおもちゃで一緒に遊ぼう!」と声をかけるようになりました。
すると、いつも入るまでにぐだぐだしていた子どもたちも、「はいるー!」と言ってお風呂に入ってくれるようになりました。
まだまだ「〇〇しなさい!」と言ってしまうこともありますが、この仕掛学を育児にもっと取り入れて、みんなハッピーで過ごせるようにしていきたいです。
まとめ
今回は、『子どもの行動が変わる!松村式子育て仕掛学 著:松村真宏』を読んで、私が実際に取り組んでみたこと、その後の子どもの行動の変化についてお伝えしました!
ご興味のある方は是非読んでみてください。
この記事が、誰かの心地よい暮らしのお役に立てますように…。
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