DIE WITH ZERO〜人生が豊かになりすぎる究極のルール〜を読んで

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こんにちは、ttnです。

ここ最近読み耽っていた本があります。

『DIE WITH ZERO〜人生が豊かになりすぎる究極のルール〜 著:ビル・パーキンス』


です。

今回はその本の読んだ感想を思うがままに語っていきたいと思います。

読んだ結果、お金に捉われる人生よりもたくさん思い出を作った方が良いなと感じました。

カバーははずすかブックカバーをつけたほうが良い

本編とは全く関係ないことですが、購入検討している方に一番に伝えたいことがあります。

インパクトのある本書のカバー表紙。


とても目立ちますね。

購入時には目を引きやすいという利点があるのでしょうが、いざ読み始めると、このカバーのせいで目がチカチカして集中して読めません。笑

ビビット寄りの青色や白、黄色が使用されており、さらに帯に赤が起用されているためより一層目を刺激してきます。

私は本を購入するときにブックカバーを付けることをお願いしなかったので、カバーを外しました。

カバーを外すと、とてもシンプルで落ち着いた紺色の本体で、見た目はオシャレです。

購入後はカバーをすぐにはずすことをお勧めします!

書店で購入予定の方は、購入時にブックカバーをつけてもらいましょう!

お金は経験に使う

この本と出会う前、私はある「考え方」により、物欲に打ち勝ちました。

33000円の可愛いバッグがあったのですが、購入をなんとか踏みとどまったのです。

なぜ購入せずにいられたのか。

「33000円のバッグを買うのと、33000円分の経験をするのでは、どっちの方が良いか?」

と自分に問いを投げかけたのです。

私は33000円で家族でどこかに泊まったり、遊園地に行ったり、美味しいご飯を食べることのほうが心が満たされ豊かになると感じたため、バッグを購入することをやめました。

実際、私は家族で美味しいランチに行く計画と、1人で美術館に行く計画を立て実行しました。

家族の思い出にもなったし、美術館でとても良い刺激を受けることができ充実した時間を過ごすことができました。

しかも、この経験だけではまだ33000円分を使い切っていないので、他にも経験することにお金をかけることができます。

なんだか得した気分になりました。

このような感じで、私は物より経験を重要視することで家族との思い出、充実感が得られました。

私は「お金は経験に使うべきなんだ!」と気づきました。

そして、なんと本書でも、同じように経験にお金を使うことを推奨しています。

ちょうど私も上記の経緯があり、「経験にお金を使うべきだ」と考えていたところだったので、記載している内容は素直にすんなりと受け入れることができました。

大切なのは、自分が何をすれば幸せになるかを知り、その経験に惜しまず金を使うことだ。

時間と仕事(お金を稼ぐこと)のバランス

人生の各段階で使える時間はそれほど多くはない。

ということをビル・パーキンスは語っています。

独身、結婚、子育て、介護…落ち着いた頃には自身の健康状態はどうでしょうか?

やりたいと思っていたことを身軽にできるような体力は残っているでしょうか?

本書では、将来のために一生懸命仕事をする(お金を稼ぐ)ことに気を取られていると、やりたいことをする時間や時期を逃してしまうことや、幼少期の子どもと一緒にできる経験を逃してしまうかもしれないことが語られています。

要は、時間と仕事(お金を稼ぐこと)のバランスが重要であるということです。

私自身、正社員からパートに転職し、今は子どもとの時間や自分の時間=経験を優先しています。

給料はもちろん下がりますが、今このタイミングでパートとして働く選択をして本当によかったと感じています。

今の子どもたちと一緒に過ごせるのは今だけです。

幼少期にもっとアレすればよかった、コレすればよかった…とならないよう、今楽しめることを考えて家族で過ごしていきたいと考えています。

本書で書かれていることは私が考えていたことと共通する部分があり、すっと頭に入ってきました。

資産を増やし続ける必要はない

割と共感部分もありましたが、この本を読んで今までの自分の考えと違う考え方があると気づけたことがあります。

それは、本書の根本である「ゼロで死ぬ」ということ。

私は基本貯金大好き人間です。

貯金の残高を見てニッコリしているようなタイプなのです。

お金が増えていくことに喜びを感じます。

しかし、本書では上記でも述べたように、貯蓄することばかりに気を取られていると、十分に貯蓄したと思った頃には、やりたいことができる体力がなかったりして結局お金を有効活用できずに終わるなんてことがあるかもしれない、ということが語られています。

途中の45歳〜60歳頃に資産を取り崩し始めると言う考えは今まで自分の中にはなかった考え方だったので、驚きでした。

ただ、子どもにかかる教育資金やらを考えると、実際に大胆な行動を起こすことは難しいかなと思いました。

経験=思い出作り

結局は、今の私は資産を増やしながら、今しかできない経験=思い出作りのためにお金を使い、またステージが変化した時(子どもが成人するときなど)に再度支出の状況と貯蓄を確認して、老後に必要なお金を算出するのが現実的かなあと感じました。

この本によって経験=思い出作りが大事だと言うことを改めて知れたので、この本と出会えて良かったです。

何気ない日々も大事にして、たくさんの思い出を作っていきたいですね。

まとめ

今回は

DIE WITH ZERO〜人生が豊かになりすぎる究極のルール〜


のご紹介でした!

私の考えと共通する部分もあれば、また違った考え方も知ることができ、面白かったです!

何より、経験=思い出作りの大切さを知ることができたので、どんどんいろんな経験を積み重ねて充実した人生にしていきたいと思いました。

ご興味のある方は、ぜひ読んでみてください〜。



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