心癒されるエッセイ〜人生フルーツサンド〜

暮らし

こんにちは、ttnです。

私はわんぱく男児2人子育て中のパートママです。

忙しい日々に、なんだか気分が上がらなかったり、モヤモヤしたり…。

そんな日々に、ほんのひと時の癒しをくれた本があります。

『人生フルーツサンド 自分のきげんのつくろいかた 著:大平一枝』


です。

今回はこの、心癒されるエッセイについて思うがままに綴っていきたいと思います。

たくさんの付箋

私は本を読む時、自分の心に染みてもう一度読みたいと思った部分に付箋をつけるようにしています。

時間がなくても、ふと疲れた時にサッと読めるようにするためです。

このエッセイには私がつけた付箋がたくさん貼られています。

いかに私がこの本の言葉や思いに感銘を受けたかが一目でわかりますね。

一読した後、心が疲れたときなどに付箋部分を開いて再度読み直します。

そして、

「そうそう、この言葉にグッときたんだよなー」

と思いながら読み、癒されたり背中を押してもらったりするのです。

一本一本、歳月をかけて紡いできたものを振り返ると、整えるというより、なんとか自分をなだめる方法を探りながらつくろいながら、やってきたのだなあと思う。そういうなだめ方をたくさん持っている人に今も憧れ続けている。

私が付箋をつけた、プロローグの一文です。

自分をなだめる=自分の機嫌をとる

だと思うのですが、なだめるという言葉がなんだか良いな、と思いました。

穏やかにいられるように、落ち着いていられるように働きかける…そんな方法が自分でわかってコントロールし、しなやかに生きる人に私も憧れます。

そしてそんな自分をなだめる方法の一つが、

本を読むこと

であるとここ最近気づきました。

子育て、仕事、家事で忙しい日々でも、素敵な文章に出会えたり、面白い話を読めたりすると癒され、穏やかな気持ちでいられるのです。

この本は、自分をなだめるツールの一つとなりました。


背筋が伸びる思い

自分をなだめるだけでなく、身が引き締まるような言葉もあります。

暮らしについてのテーマは、誰でも気軽に書ける分、誰も気づいていない視点や価値観、言葉にできない感情のすくいとりかたが、分かれ目になる。

暮らしをテーマにこのブログをやっている私は、この言葉を読んだとき

どきー!っとしました。

自然と背筋が伸びました。

しっかりしなさいね!と言われたような気持ちになりました。笑

誰かの役に立てるように、心を込めて言葉を綴っていこうと改めて強く感じた次第です。


ちょっとした小話

さて、私はこの本を約1ヶ月くらいかけてゆっくりと大事に読み進めていったのですが、その間にある事件が起きました。

早朝に、さあ大平さんの本を読もう!と思い本を開こうと思ったら、本の真ん中が異常に膨らんでいたのです。

なにかしおりではないものが本にはさまっているのは明らかで、私は嫌な予感しかしませんでした。

おそるおそる開くと、そこにはプニプニしたイモムシのおもちゃが。

まだ子どもたちが寝ている早朝のことでした。

私はぎゃー!と叫びそうになったのを、子どもたちを起こすまいという強い思いで必死にこらえました。

犯人はすぐに想像がつきました。

次男です。

その前の晩、イモムシのおもちゃをずっと握りしめてプニプニしながら遊んでいたので、間違いないでしょう。

残念なことに、そのプニプニしたおもちゃは何か油のようなコーティングがされていたようで、本に油染みのようなものがついてしまいました。

いつもなら、キー!!っと腹を立てたかもしれません。

しかし、子どもがいたずら心全開で、わくわくしながらそっと本に挟めたのかなと思うとなんだか笑えてきてしまいました。

こんなことになるのも今だけだよな、と思うと、なんだか許せてしまったのです。

いつかこの本を開いた時に、この油染みを見て、こんなことあったよな、と思い出すときがくるのでしょうか…。

ほんの些細な出来事なのですぐ忘れてしまうかもしれませんが、こうして証拠が残ると、思い出す良いきっかけになるかもしれません。

本に宿る、子どもとの小さな思い出…。

なんだか勝手にしみじみと、エモーショナルな気持ちになるのでした。


おわりに

今回は、

『人生フルーツサンド 自分のきげんのつくろいかた 著:大平一枝』

のご紹介でした!

自分をなだめてくれたり、背筋を伸ばしてくれたり、エモい気持ちになったり…

こんな本と出あえて良かったです!

みなさんも是非、読んでみてください!!



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